ツイてない旅
平日にお休みをいただいたので、瀬戸内海の方に旅してきました。
目的地はある漁港。本で見かけた景色が印象的で、実際に見てみたいと思ったのです。
最寄駅から30分ほどバスに揺られてついた漁港は、とても鄙びた感じの風情あるところでした。
観光客もほとんどおらず、静かな時間が流れていました。
私が見たいと思っていた場所は実際はほんの一角だけで、あとは何もない小さな港町でした。
それほど広い場所ではないので、ゆっくりぶらぶらと写真を撮っていると
地元の方が声をかけてきました。
「ちょっと、写真撮るなら明日の方がいいよ!明日は大きいお祭りでテレビもいっぱい来るんだから!
人もたくさん来て、とにかくすごいんだから!」と土地の言葉で力説します。
「明日、何時からですか?」と尋ねると、「夜8時から」と教えてくれました。
それは、既に新幹線に揺られて静岡あたりまで帰っている予定の時間なのです。
一日滞在を伸ばすこともチラリと頭の隅をかすめましたが
精神的にも肉体的にもキツイと感じた私は、そのまま何もない漁港の風景を眺めて
帰ってきました。
私の旅は基本ノープランですが、4時間かけて出かけて、一年で一番大きいお祭りの前日に
帰るほどせつないことはないなぁと思ったのでした。
目的地はある漁港。本で見かけた景色が印象的で、実際に見てみたいと思ったのです。
最寄駅から30分ほどバスに揺られてついた漁港は、とても鄙びた感じの風情あるところでした。
観光客もほとんどおらず、静かな時間が流れていました。
私が見たいと思っていた場所は実際はほんの一角だけで、あとは何もない小さな港町でした。
それほど広い場所ではないので、ゆっくりぶらぶらと写真を撮っていると
地元の方が声をかけてきました。
「ちょっと、写真撮るなら明日の方がいいよ!明日は大きいお祭りでテレビもいっぱい来るんだから!
人もたくさん来て、とにかくすごいんだから!」と土地の言葉で力説します。
「明日、何時からですか?」と尋ねると、「夜8時から」と教えてくれました。
それは、既に新幹線に揺られて静岡あたりまで帰っている予定の時間なのです。
一日滞在を伸ばすこともチラリと頭の隅をかすめましたが
精神的にも肉体的にもキツイと感じた私は、そのまま何もない漁港の風景を眺めて
帰ってきました。
私の旅は基本ノープランですが、4時間かけて出かけて、一年で一番大きいお祭りの前日に
帰るほどせつないことはないなぁと思ったのでした。
by mu-0323
| 2011-07-15 00:00
| その他の地域