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街灯のある風景171 in眼鏡橋

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先日皇居へお散歩に行った際、二重橋を訪れてみました。
二重橋前駅から少し歩くと砂利道の先に橋があり、観光客がたくさん群がっていました。
橋は閉ざされており、渡ることはできないのですが
橋の手前に警備の方がいて、観光客にいろいろと説明をしていました。
その方の説明によると「目の前にある橋は眼鏡橋、眼鏡橋の右手にある、お堀の先にかかっているのが二重橋」
とのことで、みんなお堀の方を向き、写真を撮ったり感嘆の声を上げたりしていました。

私は眼鏡橋の街灯に釘付けになってしまい、二重橋には見向きもせず
ひたすら街灯と、その先にいる警備の方を撮りまくっていました。
そんな私を怪しんだのか、手前で説明をしていた警備の方が
「いいカメラ持ってるね~、もう二重橋は撮った?」と、声をかけてきました。
「い、いえ、撮ってません。が、街灯が好きなものですから・・・」
そこは撮るなと言われるかと思った私が、ビクビクしながらそう答えると
警備の方は「理解した」という顔をして、今度は説明を始めました。

「この街灯はどこの国のものかわかる?これはドイツ製なんですよ~。明治時代に持ち込まれたものだから
もう80年以上経ってるね。もっと遅くならないと点灯しないんだけど」
私はホッとして必要以上に気を許してしまい、散歩中に東御苑でひとつだけ同じ街灯を見たことを思い出して
「向こうのほうにも同じ街灯ありますよね?」と聞いてみました。
回答は「眼鏡橋と二重橋の街灯は同じ。それ以外は普通の街灯だよ」でした。
私は、イヤ絶対違う、一個あった!と思ったのですが、街灯の歴史を教えてもらったことに満足し
お礼を言って帰ることにしました。
帰る道々振り返ってみたら、警備の方は観光客に囲まれて、またニコニコと説明をしていました。
お勤めとってもお疲れ様です!と言いたくなるような光景でした。
by mu-0323 | 2012-03-04 00:00 | 街灯